作物

たとえば朝の畑で

実験で使う樹脂を湯せんしながらの更新。
アンモニアがとばねえー。

今日の畑の収穫物はこんな感じでした。

Dsc02999

カラフル。

自然の作る色ってのは時々、逆に不自然な色になりますな。

うーんアイムハングリー。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

雨がやんだあとの

むっとした空気の中でいつもみる研究室の景色にどきどきしていますが、いかがお過ごしでしょうか。

盛岡は梅雨入りしてから例年より気温の高い日々が続いております。

むしむししてます。

ジーンズがぺたーってくっつきます。

不快です。

そうそう、予定を早めて昨日、親知らずを抜きました。

で、美人の歯科衛生士さんに

「3日は炭酸とかお酒は我慢してくださいね」

と、マスク越しに笑顔で言われたのでぼくは

「はい、了解です」

とうなずくしかなかったです。

(さんさの練習後のビールに恋い焦がれた、よ。)

あっ、今年のさんさの出場日は8月1日の金曜日です。

19時38分ころにパレードが出発しますです。

しかしてその日は研究室のゼミの日!

終わるの19時前!

ピンチ。

大ピンチ。

なんとかせねば…。

さてさて、ここいらで畑リポート。

Dsc02919

ブルーベリーが熟しました。

うん、美味そう。というか美味かったです。

たくさん食えばバルスされても「へぁぁ~ 目がァ~ 目ぇが~ぁ~」ってならないと思います大佐。

※実家でラピュタを見たせいです

Dsc02921

ゴーヤー(たぶん)(植えた時いなかった)。

今年は6月に雨が降らなすぎて枯れちゃったからまた植えたんかな。

「ゴーヤー」というのは沖縄の方言であり、正式名称は「ツルレイシ」または「ニガウリ」。

英名も bitter melon です。

そだつかなあ…

今を去ること4年前の畑ではゴーヤーは育ってました。

たしかさなえさんがもらってきたのを植えたんだっけ。

熟れると結構カラフルなのです。で、種がちょっと甘いのね。

Dsc02920

ごぼうの芽。

約1cm弱、ってとこでしょうか。

そういえば有農研でない後輩が学内で同じく畑を借りていろいろやってますが、

彼は空になった肥料の大きい袋にごぼうを育てております。

なるほど考えたなあ。掘るの大変だもんな。

どうなるか教えてよ、というと「ぜひ」と笑顔で答えてくれるいいやつです。

格好は万人受けしないと思いますが、きちんと礼儀ができてて、なおかつ作物のマニアックな話ができるので結構気に入ってます。

以上!

 

キャンプの日程と研究室の中間発表がどんぴしゃりでかぶりました。

夏がはじまりません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

サツマイモ

Dsc02613_3 学名 Ipomoea batatas L.

英名 sweet potato

ヒルガオ科、サツマイモ属。中南米原産。

初夏に苗を植えたらそのまま放置しても多くの収量が見込める。
逆に肥料を与え過ぎると地上部のツルばかりが茂り、
芋が太らなくなってしまうことがある。(これを「つるぼけ」という。)

線虫(センチュウ)害が発生した場合、落花生を植えると害が軽減される。
逆に、落花生の線虫が発生した場合はサツマイモを植えると害が軽減する。

これはそれぞれの根が線虫の密度を減らすためであるとされる。

線虫を(薬品を使わずに)減らすにはマリーゴールドやギニアグラス、
エンバクといったクリーニングクロップを混植するのもよい。

 

芋は糖質(=デンプン)の他、ビタミンC、カリウム、食物繊維を豊富に含む。

糖質は白米に劣らない量を含んでおり、ビタミンCはミカンに匹敵。また通常ならばビタミンCは熱により分解されるが、サツマイモに含まれるものは分解されないため、栄養面でも非常に優れているといえる。

石焼芋やふかし芋にすると甘味が増すのは、およそ60~70℃でゆるやかに加熱する結果、サツマイモ内に含まれるアミラーゼの活性が高くなり、デンプンが分解されるためであるとされる。
(デンプンは糖が何個も何個もつながったもの。ちなみにデンプンにはアミロースとアミロペクチンがある

サツマイモを食べると腸内にガスが発生しやすくなるが、これはアミロースのせいである。胃の消化酵素によって分解しつくせなかったアミロースが腸内まで届き、腸内細菌によって分解された際に大量のガスが出る。

まあつまりは屁なのであるが、これは悪臭が少ない。
屁の悪臭は主にタンパク質が細菌によって分解された際に生じる硫化水素やアンモニア、スカトール、インドールなどによってもたらされる。

つまりは芋を食うよりも肉を食った方が、かぐわしいスメルがするというわけだ。

 

さて、有農研のサツマイモは例年ならば冗談のように大きい芋が取れるはずなのだが、今年はよく太らなかった。

つるもそれほど伸びたわけでもないので、ツルボケとも言い難い。

大根はウイルス病にかかるわ、水菜は枯れるわ、白菜は枯れるわ…

これはもしや畑の状態が悪化しているのか?

一度pHからCEC、塩濃度まですべて調べちまったほうがいいかもなあ。

 

そして、今年はネズミにばっちりかじられてた。

しかもずうずうしくもサツマイモのあたりに巣くっていたらしく、
後輩たちが被疑者ら確保、植木鉢に監禁。

しかし何を思ってこいつらを元にキャラクターを作ろうと思ったのか
よく分らんなあ。

去年はニンジンをやられたし、なんとかせねばな。

確保されたネズ公は植物園に釈放されたとのこと。

Dsc02612_3

| | コメント (3) | トラックバック (0)

スイカ

Dsc02436  

学名 Citrullus lanatus 

英名 watermeron

夏の風物詩の一つ。
ウリ科。
原産はアフリカの熱帯地域または砂漠地帯。

ウリ科の植物は葉が丸く大きいのが特徴だが、スイカの葉は切れ込みが深い。これは原産地が乾燥地帯であり、水分の損失を防ぐために この様に発達したと考えられている。

成分の90%以上が水分で、残りはカリウム、種に含まれるタンパク質など。

食用部分は果肉と思われがちだが、果肉ではなく種の周りにある「胎座」という部分である。これはアケビにも同様のことが言える。("アケビを畑で食う"参照)

野生種は甘味がほとんど無く、水分が含まれるのみだが 乾燥地における重要な水分供給源となっている。

大きい実をならせようと肥料をやりすぎると、ツルばかりのびて花が咲かなくなるといった、いわゆる「つるぼけ」が起こるので注意。

 

去年は中身が真っ白なスイカばかりで残念な結果になったが今年はどうなるか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

多種多様

今年の新入生に配るパンフに今まで作った作物を載せたい、
との会長からの要望でさくっとまとめてみたのですよ。

そしたら揃いも揃って55種!
品種は数えてないからもっと多くなります。

おおう。

でも55種しか植えてないのかとも思えますな。

せっかくまとめたのでブログにも載せちゃおう。

※携帯のひとはいつもよりさらに見づらいかもしれんけどご容赦。

続きを読む "多種多様"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

メキャベツ

Dsc01979_2  学名 Brassica oleracea var. gemmifera

英名 Brussels sprouts

別名 子持ちかんらん(かんらんはキャベツの和名)

アブラナ科の一年草作物。キャベツの変種で、側芽が結球する。
結球の最適温度は5℃~10℃であり、あまり高い温度だと
うまく結球しない。
キャベツの変種には色々種類があり、ブロッコリーや
コールラビなんかも変種の一つ。

人間の育種技術ってスゲエなあと思う次第だ。

 

4月に種を蒔いてから早7ヶ月。

モンシロチョウにやられないように過保護にしたら、かえって
成長を妨げてしまったり、なかなかリピーターがいないなど
不遇の扱いを受けるメキャベツ。
よおく観察していると、実は手をあまりかけなかった株の方が
きれいに結球していたりして過保護もあまりよくないのだと
考えさせられた。

実際食べてみるとやや苦味があるのでそれほど
好まれないのかもしれないなぁ。
俺はスープに入れてみたけど、みんな他にどんな風にして
食ったのかちょっと気になる。

ビタミン類、特にビタミンCが豊富の健康野菜。
店頭で買うと意外に結構な値がついてる事も多々ある。

 

畑に行くと作物の人気、不人気がはっきりしてて面白い。
すぐに無くなるのはトマト、キュウリジャガイモ、サツマイモなどの
メジャーどころ。逆に売れ残るのはモロヘイヤとか、
今回のメキャベツなど。

基本的に、調理しやすいか生食できる作物が人気みたい。
あとは使い途が思いつきやすいとか。

そう思うと山くらげとか失敗だったなあ。
いやはや。

ただ、メジャーな野菜の採れたてのおいしさを味わうのも
有農研の楽しいところだけど、
「なんじゃこりゃあー」
って思う作物を育てるのも有農研の醍醐味だと思うのです。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

畑よもやま

ブログに書こうと思って撮っても忘れてた写真あれこれ。
ちょっとしたコメントと共に。

Dsc01428

「ブルーベリー」

  ツツジ科スノキ属。酸性土壌を好む。去年大量に株を植えたが全ての株で結実し、甘い実をたくさん食べさせてくれた。先週の畑作業で、来年も食べられるようにお礼も兼ねて油粕を根元に少々与えた。Dsc01429_2   

「ミニニンジン」

セリ科。今年はモグラ(or地ネズミ?)にやられないで済んだ。よかったよかった。根菜類は窒素よりリンを必要とするので、窒素の少ない有農研の堆肥は抜群に効く。

Dsc01440 「カボチャ 品種名:あかずきん」

ウリ科。これは熟す前。

  

Dsc01560_1  んでこれが熟した食い時の「あかずきん」。そういやちゃんと食ってなかった。去年は冬至カボチャを畑の小豆でつくって振舞ったが、今年はカボチャを残しときゃよかったなぁ。

  

Dsc01582 「ミョウガ」

  ショウガ科の多年草。今春、卒業した先輩たちがミョウガを見つけては嬉々としていたのを思い出す。半日陰を好む。
学名は Zinger mioga

 

 あー。
この方法楽だわ。
これからこうしよかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トウモロコシ

Dsc01501 学名 Zea mays L.

英名 Corn(米) , Maize(英)

イネ科

3大穀物のうちの1つ。中央アメリカ~南米大陸北部地方
原産。雌雄異花。

雄花(雄小穂)は頂部に、雌花(雌小穂)は茎の中ほどに
現れ、同時に咲くのではなく雄花が先に開き、その後
1~2日後に雌花から「ひげ」(雌しべ)が出る。
これはトウモロコシが自家不和合性(自分の花粉では受粉
できない)を持ち、開花時期をずらすことで多様性を保つ
ためである。

トウモロコシを食べるときの「ひげ」。これは1つの子房に
1本がつながっている。この「ひげ」こと雌しべに花粉が
受粉することで実が1つ結実する。
たまに歯抜けのトウモロコシがあるが、それは受粉しなかった
ものということになる。

トウモロコシの呼び名は方言によってさまざまあるようで、
母の実家(宮城県)ではとみぎだった。
夏休みに泊まりに行った時は、おばあさんに
「とみぎゆでったからあがいんー」
と、まだ湯気が立っているトウモロコシを差し出されたものだ。

余談になるが、母方のおばあさんは宮城弁(古川弁)にだいぶ
精通していたので話をする時は通訳が必要であった。
通訳されて納得した顔をするたびに、心底おかしそうに
「ぃやーや、オラこれだからなぁ」
と言いながら笑った。
そんな彼女も80歳を超えてだいぶ言葉少なになり、
方言を聞く機会ももう無い。
その代わり、娘こと我が母が受け継いでいるので…
実家に長いこといると古川弁がうつっつまって困んでがすー。
ぃやーいや。

余談終わり。

さて、このトウモロコシだが、先ほど述べたように自家不和合
である。そしてイネ科なので風媒花である。
ということは離して植えたり、間引きしすぎたりすると受粉がうまく
いかず、歯抜けのトウモロコシができあがってしまう。
よって等間隔に播種、もしくは定植し、個体間に空きが生じて
しまったら予め用意していた苗を定植するのが望ましい。

今年の畑では発芽率が悪く、空きスペースが多く生じ、予備の
苗も発芽率はよくなかった。
予備の苗は改めて播いたために成長が最後まで遅れ、
小さいトウモロコシが多く成る結果になった。

発芽が芳しくなかったのは土がやや粘土質で、水を与えた
際に表面が固まってしまったのも原因の1つと考えられる。
予備苗を遅れて播くときには倉庫奥に眠っていた「種まき用の土」
というのを使って播いたところ、かなりの確立で芽が出た。

今後、苗を作るときはポットに畑の土を入れるのではなく、
発芽に適した(?)土を用いるのも得策だろう。

トウモロコシは収穫した直後から糖度が落ちていくので
獲りたてをすぐに蒸すか茹でてしまうのがいい。

あんまし獲らねえでいっと虫さ食わいでしまっから
はえぐ獲んだよ~。
虫さ食わいででもなげねぇでちゃんとあがいよー。

続きを読む "トウモロコシ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ラッカセイ(ピーナッツ)

Dsc01543 学名 Arschis hypogaca L .

英名 peanut

マメ科 ラッカセイ属

南米原産の一年草。最適生育温度は30℃、生育期間には
積算温度で3000℃を必要とする。

以前、どこかの番組でラッカセイの実のつき方をクイズに
出していたことがあったが、正答率はまちまちだったのを
思い出した。
ラッカセイ(落花生)は読んで字のごとく、花が咲いた後に
子房柄が伸びて地中にもぐり、その先で実をふくらませる。
(収穫時には画像を載せる予定)

葉が黄色くなったら収穫。

実の肥大にはCaやMgを多量に要するので苦土石灰を
播種前に施すとよい。
但し今回は施肥せず。

また、ラッカセイにはサツマイモネコブセンチュウへの抑止
効果(落花生には寄生せず、トラップ植物となる)があり、
これによって生態的防除の手段としても用いられる場合もある。
しかし、キタネコブセンチュウには効果はなく、これによって
判別宿主として利用される。

俺が入学する前年に栽培したことがあったそうで、そのときは
殻に実が入っていないものが多いと聞いた…ような。
まぁ、それはそれ。
上手くいかなくとも実が成る様子を観察できたならば
御の字だと思っている。

「そんな風に気持ちよく割れるピーナッツを仕入れるのも
 大変なんだよ」

Dsc01544

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ジャガイモ

Dsc01472_2   学名 Solanum tuberosum L .

英名 Potato

ナス科

南アンデス原産、地下の塊茎を食用に用いる。
専ら栄養生殖(種いも)によって増えるが、種子を
作ることもあり、その実はトマトによく似る。
※トマトとジャガイモをプロトプラスト化して細胞融合させると
ポマトという植物が出来上がる。地上部はトマトが、地下には
ジャガイモが成る。が、実はそれほど大きくない。

保存がきく作物だが、暗くて高温の所では比較的発芽しやすい。
発芽した場合は芽にソラニンが含まれており、食中毒を起こすので
取り除いて調理する。
ソラニンというと俺は江國香織の「スイートリトルライズ」を思い出す。

以下は今年行った栽培法について。

続きを読む "ジャガイモ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧