畑作業

やりたいこと やったもん勝ち

青春なら。

研究室の畑を自由に使って良いことになりました。

教授の許可アリ。

やっほいやっほい。

さっそく山清商店(盛岡の有名な種苗店)に行って種を仕入れてきました。

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枝豆以外みんなサカタ。そして画像にはありませんが他にもインカのめざめ(ジャガイモ)も購入いたしましてございます。

インカにいたっては2kgも。

いやあ楽しみです。

有農研で培った知識をいかんなく発揮しますよ。

とはいうもののアマチュアにも至らないほどの、家庭菜園程度のものですけれど。

4月の終わりにトラクターが入るらしいので(そういや2年前にも耕してたなあ)それまでは植えられませんが、ちょうど種をまけるのはその時期からなので好都合ですな。

わーいわーい。

あっ。

もゆさんの種はどうしよう。

植物防疫上あまりよろしくないのではなかろうか。

ううむううむ。

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畑作業 071117

今年度2回目の堆肥作り。

 

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後輩たちも慣れたものでうまく積み上がっていた。

寒さも厳しくなり、馬糞の山を切り崩す度に湯気があがる。

 

一方では枝豆が大豆になってしまったのを数人で収穫していた。

 

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これは「くらかけ豆」と言って、豆の中央部の色が半円状に変色し、

まるで馬に鞍(くら)をかけたように見える品種。

大学構内でよく見る写真家の方にもらったのを播いたようだ。

 

最近は作業に参加せず、時間に遅れてやってきては見学するのみ。

冷たい風に身をこわばらせながら作業にふける後輩たちを眺めていると

もうそろそろ完全に身を引いてもいい頃合いかもな、と思う。

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モザイクウイルス感染 その2

栗の渋皮煮にまたチャレンジ中…

今度は失敗しないようにアク抜きをきっちりやって砂糖で煮詰めてるところ。

その間ちょっと暇できたのでこの前の続きをば。

 

ウイルスは媒介するものがいて初めて移動できるというところで
前回は締めました。
加えて、媒介者となるのは主に昆虫だというのも書きました。

さて、害虫被害というとまず真っ先に思いつくのは?

おそらく青虫やバッタに食い荒らされてボロボロになった葉の姿を
想像する人も多いかと思います。

しかし、それ以上に怖いのが昆虫によるウイルスの伝搬。

大まかな流れはこう。

ウイルスに感染している植物(作物だけでなく雑草も含める)に虫が取りつく

  ↓

感染植物のウイルスの混じった汁液を吸汁する、もしくは
吸汁の際にウイルスが口器に付着する

  ↓

感染していない植物(健全植物)へウイルスを媒介した虫が移動、
吸汁を行う

  ↓

健全植物にウイルスが侵入、感染する

 

…というようになります。

つまりは害虫を防ぐことは病気の侵入を防ぐことでもあるんですな。

また、ウイルスに限らず糸状菌(カビ)や細菌の温床になるのは
圃場の周りに生える雑草や、前年度に放っぽっといたワラだとか
実を取り終えた茎だとかになります。

いくら昆虫をシャットアウトしても生産工場がそばにあってはキリがない。

なので雑草を刈っちまおう、収穫し終えたら片付けようという話になるのです。

さらに!

媒介するのは昆虫だけでなく人間もなんですよ…。

これ、じつは馬鹿にできないのです。

感染した植物にうっかり触り、そのまま健全植物に触ってしまったら?

感染した雑草を刈った鎌が、知らずに作物を傷つけていたら?

知らずのうちに人がウイルスを運んでいた、なんてことにもなりかねません。

タバコモザイクウイルス(TMV)はいろんな植物を犯すことでも有名ですが、
奴らは煙草にも潜んでいて、喫煙後すぐに宿主植物(TMVが感染できる
植物)に触れるだけでも感染してしまう可能性があります。

TMVは生命力(?)が強く、煙草に加工されても未だ感染力を
保持していて、喫煙した手にTMVが付着し、媒介してしまうのです。

触れるだけでなんて…と思いますが、植物の表面には微細な
毛が生えている場合も多く、これが触れられて折れて傷になり、
そこから侵入されてしまうのだそうです。

※喫煙する人は触れる前によく手を洗えば大丈夫です。

うーん。

こう考えると人間と似てんよね。

汚い環境にしとくと病気にかかっちまう、っていう…ね。

圃場も部屋もきれいに掃除して、清潔でいろってことですな。

 

それにしても今回の渋皮煮はうまくいったなあ。
こいつはうめえや。

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モザイクウイルス感染

昨日の畑で大根を収穫しようとしたのです。

実はこの時点でおかしいのですよ。

播いたのって7月中旬、たった2ヶ月で収穫できるのって変だよ。

葉もそれほど大きくないのに、地上に出た根(正確には胚軸の部分)が太く、
それで収穫できると思ったらしい。

ところが、引き抜いてみると上部だけが異常に肥大化し、先は細い。

こういう感じ。 

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根こぶ病ではないかと疑い、病理学研究室に持ち込んだところ

モザイクウイルスに感染している

との指摘をされました。

葉、特に新葉においてその症状が酷い…。

俺もこれに気付けなかったのが悔やまれますな…。

(気づいても感染してしまったらもうその時点で成す術はないんだが)

「モザイク」と聞くといろんなものを隠すアレを思い浮かべる人も
多いかと思うけど、植物病理のモザイク症状は葉の色がまだらになることを
示すのです。

栄養素の飢餓もしくは過多による症状も、葉脈だけ緑が濃い、
または葉全体色が薄いというのがありますが、モザイク症状はもう
ほんとうにまだら。

どういうのかっていうと、こんな感じ。

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で、参考に窒素飢餓が起こっているバジルも載せます。

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ね。違うでしょう。

よく見れば異常に気づけたはずなんだけど、全然だめでした。

先生曰く

キュウリモザイクウイルス(cucumber mosaic virus 、CMV)

もしくは

カブモザイクウイルス(turnip mosaic virus 、TuMV)

のどちらかであろうとのことでした。

 

植物のかかるウイルス病はかかってしまったらもうアウトです。

タミフルとかそういう次元じゃなく、農薬が効かないのがほとんど。

ってか効きません。

感染を抑えられるか否かは植物自身の抵抗性の程度によります。

うーんと、これを話すと長くなるので割愛。

ただ、ウイルスは媒介者がいて初めて移動できるのです。

主にアブラムシやカメムシ、ヨコバイといった半翅目の昆虫類ですな。

まだまだ語り足りないので次回に続く!

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畑作業 070707

・サンチュ播種

・堆肥の切り返し

・間引き

・雑草抜き

2週間前に積んだ堆肥の切り返し。
ビニールシートをはいで山を切り崩すともうもうと湯気が上がった。

いやあ、いいねえ。

いい発酵の進み具合だねえ。

と、そこへウォーリー登場。

しばし雑談。

「やー…今度のはおがくずたくさんなんですよね」

と言ったら

「いいじゃーん。土壌改良にはもってこいじゃない」

と返された。

そうか。

窒素やリンの含量とか、発酵の進みやすさだとか
そういうのばっか気にしすぎててすっかり忘れてたよ。

最近…ひとつのことに捉われ過ぎて視野が狭くなってんなあ。

 

夕暮れを見計らって畑へ行く。

缶ビールのプルタブを開けて、ごろりとベンチに転がった。

ぼんやりと何かを考える。

何かを思い出したように、ぬるくなったビールを胃に流し込んだ。

いやはや。

こういうとこ、なにも変わっちゃいないなと思う。

 

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畑作業 070623

・堆肥作り

・ゴボウの播種

・雑草抜き

・トウモロコシの追肥

・サツマイモの定植

 

じりじりと太陽の光が突き刺さる中で、前期の堆肥つくり。

積み方は実は決まってなくて、ランダム。なんで順番どおりに入れてるかというと、
入れた量がわかりやすくするため、材料を均等に積むためなんですな。

ただ、今回の馬糞はいつもよりもおがくずが多め。
これは糞の消臭のために馬術部が入れてるからなんともし難い。
ううーむ。

おがくずはー…はっきりいうと要らんですな。

基本的に木くずは最も分解されにくい「リグニン」っつう成分が多いので、その分ちゃんとした堆肥になるまでに時間がかかっちまうのです。

どうなるか、はてさて。

あと、タマネギとニンニクも収穫しました。Dsc02314

タマネギは俺のこぶし大のものもあったりして、豊作豊作。

 

2年よりも1年に馬糞にまみれてもらった(誇張表現なしで)けれど、率先して糞の山に登る奴、くっせえくっせえ言いながら山を崩す奴、先輩ここやばいっすと助けを求める奴、まったく動かず遠巻きに見る奴、十人十色で面白かった。

もちろん俺自身もまみれましたよ。

いやあ、ちょう楽しかった。

やっぱ堆肥積みは有農研の醍醐味だと思うのですよ。

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畑作業 07 06 09

・サツマイモ、トウモロコシ、ヒマワリの定植

・チンゲンサイ、ハーブ類の播種

・雑草抜き

・タマネギの土寄せ

陽は照らなかったが、蒸し暑い一日だった。

4月の中旬に蒔いたリーフレタスやサンチュは収穫時。
ラディッシュはあっというまに無くなった。圧倒的人気。

畑作業後にイチゴ争奪ジャンケン大会が催されていた。

来週は温泉旅行のために畑作業は休み。

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畑作業 07 05 26

前日の雨天とは打って変わって清々しい青空。

・トウモロコシ、水菜、小松菜の播種

・ブロッコリーの定植

・トマト、ナス、ピーマンの支柱立て

・からし菜、レタス、サンチュの間引き

 

そういや追肥やってないな。

昨年6月に積んだ堆肥も残り少なくなってきた。

秋のもあるけど、そろそろ積みどきでしょうかね。

 

ちりんちりんと鳴り響く風鈴が、タイのもゆさんを思い起させて

ちょいと懐かしい気分になった。

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畑よもやま

最近は畑作業を記録していないけど、観測はしております。
つらつらと写真つきで。

Dsc02148_2 レンゲが咲きました。また見れて結構うれしい。レンゲはだいぶ前に亡くなったおばあさんからよく聞いてた話の中に出てきたにもかかわらず、去年まで見たことがなかった…という裏話。

 

Dsc02153 ソラマメの花。マメ科の花らしさ満開の舌状花。ソラマメを塩ゆでしてビールでキュッと、いきたいですなあ。たぶん俺の分まではまわってこないだろうな。

 

Dsc02158 イチゴの花が咲き乱れております。
見とれてたらベンチに財布忘れた。
頭ん中までお花畑(25)。

 

Dsc02155 エダマメは播種から一週間で芽が出ました。
ここまで整然として出揃うといささか不気味。

 

Dsc02157 ブルーベリーの花。なんかスズランみたい。
いちおう、ツツジ科なんですよ。
ブルーベリーはやや酸性の土壌を好む。
石灰とか施肥しちゃダメよ。

 

Dsc02154 ジャガイモの芽。今年はどうなるかなー…。
今年はインカのめざめを育てないみたいで残念。
そろそろニジュウヤホシテントウとの戦が始まる。

 

Dsc02161 ウマー

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おさらい

団粒構造

土壌粒子が粘土や陽イオン、もしくは土壌微生物の分泌物の作用によって固まり、大小さまざま多数の粒となっているもの。

団粒内外に間隙が豊富であるので土はふかふかしてきます(通気性の改善)。また、この間隙は適度に水を保ち、逆に水はけも良くなります(保水性&透水性の改善)。

土がふかふかしていれば、作物は根を十分に成長させることができ、しっかりと根を張ることができます。

そして、団粒にはイオンを吸着しやすいという面もあります(化学性の改善)。イオンはすなわち養分ですので、団粒構造内に根を張った植物が養分を吸収しやすいことに繋がるわけです。

イオンは主にアンモニウムイオン、リン酸イオン、カリウムイオンなどの植物の3大栄養素のほかに、Mg , Ca , S , Mn , B , Zn , Fe , Mo などの中量要素、微量要素なども含まれる。

なんつうか、スポンジの細かいかけらが土になったのを想像してくれればいいですな。通気性はいいし、水も含むけど含みきれなかったらポタポタと流れていく。で、洗剤(=イオン)も含みやすいという根っこにとっては至れり尽くせりな状況なわけですよ、ええ。

堆肥を入れるとこの団粒構造が発達しやすいのであります。

きょうはこの辺で。

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